※ご注意

各工具の使用はすべて自己責任でお願いします。
このドール型紙と当サイトを参考に作業をして、万が一事故につながった場合でも当サイトは一切の責任を負うことは出来ませんのでご理解をお願いします。
また、各用品や道具は付属の説明書をよく読んで、正しい使用方で使用して下さい。

作成するドールの型紙をダウンロードして、厚紙にプリントアウトするか、厚紙に貼り付けて下さい。
紙の厚さは、葉書位の厚さがあればいいです。
作例は、100円ショップの模造紙を、A4サイズに切ったものを使用しました。

カントリードール制作道具

1、必要な材料と道具について

このカントリードールの制作に必要な材料は、以下のものです。

①ボディ用シーチング(111cmx55cm)

②ワンピース用の布(113cmx30cm)、これは好みの柄でかまいません。

③髪の毛に使う少し太めの手芸用の糸。

④カントリードールのボディに詰める、手芸用の綿。
手芸店で販売している、700~800円のものが一つあればいいです。

⑤レース
※実寸では184cm使用しますが、これは余裕のない状態ですので、200cmあったほうがいいです。

⑥フェルト(ウォッシャブルフェルト)
アップリケだけですので、少量ですが、4色必要です。
色はワインカラー、ピンク、イエロー、オリーブグリーンです。
各色、10cmx10cmあればいいです。

⑦刺繍糸
アップリケに合わせた色を使います。

⑧ボタンx1個
好みのボタンでかまいません。
作例は、直径1.5cmの白のアンティークのボタンを、使用しました。

その他、布の裁断や、組み立てに必要な道具についてはドール制作に必要な道具を参考にして下さい。

カントリードールの型紙

2、型紙をダウンロードします。

今回制作する、カントリードールの型紙を用意しています。

以下のリンクよりダウンロード出来ます。

無料です。

型紙はPDFファイルになっていますので、プリントアウトして使用します。

カントリードールの型紙

3、型紙を印刷します。

上の写真はインターネットエクスプローラー11(IE11)の画面です。
ダウンロードすると自動で、PDFファイルが開きます。
そのままプリントする場合は左を、保存をする場合は右をクリックします。

型紙は厚紙にプリントアウトするか、厚紙に貼って使用します。
3ページのアップリケの型紙の部分のみ、普通紙の方が使いやすいです。
顔のテンプレートとエプロン関係のパーツは、厚紙ですので、3ページは、都合2枚プリントすることになります。

※厚紙は100円ショップで入手出来る、模造紙をA4サイズに切っても、使用出来ます。
作例は100円ショップの模造紙を使っています。

カントリードールの型紙

4、印刷は、サイズ指定をする。

印刷(プリントアウト)は設定画面で、実際のサイズ、を選んで下さい。

画像はキャノンのプリンターのものなので、その他のメーカーは各説明書の内容に従い、実際のサイズに印刷して下さい。

サイズを何も設定せずに印刷すると、実寸とは違う大きさで印刷されることがあるので、注意して下さい。

カントリードールの型紙

5、型紙を張り合わせます。

ワンピース(下)、ワンピース(上)、ドロワース、エプロンのひも、をテープで張り合わせます。

貼りあわせた型紙を、上の写真のように切り抜きます。

カントリードールの作り方

6、型紙を切り抜きます。

型紙は写真のように、縫代ありと縫代なしの2つを作る方法と、先に縫代ありの型紙で布に写し、そのあとで縫代部分を切り取って、出来あがり線を写す方法があります。
作例は、縫代ありと縫代なしの2つを作っています。

カントリードールの作り方

7、ボディ用の型紙の配置。

約111cmx約55cmの白色のシーチングに、上の写真のように、型紙を写します。

ピンクの線の部分は同じ型紙で、複数の型を取る部分です。

カントリードールの作り方

8、ワンピース用の型紙の配置。

ワンピースの布も上の写真のように、型紙を配置します。
作例はUSAコットンを使用しています。
私が購入した手芸店では、USAコットンは30cm単位が最少だったので、サイズは約113cmx約30cmになります。
※写真は説明のために、布の表に型紙を置いていますが、型紙は裏側に写します。

カントリードールの作り方

9、ボディ用の型紙を写します。

シーチングに型紙を置き、写していきます。型紙の十字の線は縫代なしの型紙を配置するときのガイドになるので、写真の赤丸のように写しておきます。

この時、定規を使うと正確になります。

カントリードールの作り方

10、他のパーツも型紙を写します。

写真の矢印のように、十字の線を写しておきます。

カントリードールの作り方

11、ガイドの線を延長します。

十字のガイドの線を内側へ約1cm延長します。

写真のように、縫い代なしの型紙(A)の十字の線と、延長したガイドの線を合わせれば、型紙が中央に配置出来ます。

カントリードールの作り方

12、ボディの型紙の切り抜きの説明

ボディの型紙は写真のように7か所を切り抜きます。

この切り抜きで、ドールのボディに顔を描く時に使用する、基本の中心線を簡単に引くことが出来るようになります。

※写真の右側は型紙の裏面です。

カントリードールの作り方

13、縫い代なしの型紙を写します。

十字のガイド線を合わせて、縫い代なしの型紙を写していきます。

カントリードールの作り方

14、他のパーツも写します。

ドロワーズ、エプロン、エプロンのひもなども型紙を写します。

カントリードールの作り方

15、ワンピースの布にも写します。

ワンピース用の布も同様に十字のガイド線を延長させて、型紙を合わせます。

カントリードールの作り方

16、ボディ用の布を切ります。

縫い代にそって布を切ります。

カントリードールの作り方

17、エプロンや他のパーツを切る。

直線部分はローラーカッターがあれば速く、正確に切れます。

カントリードールの作り方

18、ワンピース用の布を切ります。

ワンピース用の布も切ります。
右上の写真は布の表側です。

カントリードールの作り方

19、アップリケを作ります。

アップリケはウォッシャブルフェルトを使います。
ウォッシャブルフェルトは一度洗ったフェルトですので生地の目が詰まっていますので端がほつれにくいのです。
写真のように型紙に両面テープを貼り、フェルトに貼り付けそのまま切り抜きます。
型紙の紙は厚紙でなく、普通の用紙(例-コピー用紙)の方が切りやすいです。

カントリードールの作り方

20、アップリケから型紙をはがす。

切り抜いたアップリケから型紙をはがします。
大きなパーツはそのままはがせますが、茎などはうまくはがせません。
マニュキア用の除光液か、テープはがしを使うと、きれいにはがせます。

※各商品の注意書きを読み、換気をして、手袋を使用して下さい。