カントリー家具-6ドロワースチェスト

6ドロワースチェストです。
抽斗(ひきだし)がたくさんあるチェストが作りたくて、抽斗のあるものに初めて挑戦しました。

カントリー家具の説明

カントリー家具の写真の説明

①の写真
素材はパイン集成材です。
大きさは、横、40cm、高さ、40cm、奥行き、30cmです。
仕上げはミルクペイントで仕上げています。
このチェストは組み立てにねじ(コースレッド)を使用しているのは底板の取り付けだけです。すべて木ダボを使って組み立てていますので、完成したものはねじの跡や、木栓で埋めた跡はありません。
チェストの上にスカートを付けていますので、上に小物をおいても落ちません。
デザインも実用面でも気に入っています。
デザインはカントリードールプラスのオリジナルのものです。

②の写真
正面です。
抽斗を始めて作りましたが、初めてにしてはかなりうまく出来ました。
材料を寸法通りに切り、各材料に直角が出ていれば(さらに組み立てる時に直角を確認しながらやれば)、私でもこのくらいの精度で組めました。

③の写真
抽斗のノブはステインとワックスで仕上げたものに交換しました。
実は、ノブも同じ色で仕上げていたのですが、全体にめりはりがなく、良くなかったので取り替えました。
思っていた感じに仕上がり、満足しています。

④の写真
抽斗は前板だけ、写真のようにペイントしています。
抽斗全体をペイントしてしまうと、塗料で滑りが悪くなるため、抽斗の出し入れが固くなってしまうのです。

⑤の写真
抽斗の全体です。
抽斗もねじを使わず、木ダボだけで組み立てているので、ねじやねじを隠す木栓はありません。

⑥の写真
抽斗の後ろ側です。

⑦の写真
抽斗の底です。
底板はシナベニヤ板の5mm厚を使用しました。
トリマーで溝を掘り、シナベニヤを滑り込ませています。

⑧の写真
抽斗を抜いた状態です。
中央の縦の仕切りの板は3枚とも木ダボで組み立てました。

⑨の写真
チェストの底面です。
底面は完成後には見えなくなりますので、ねじを使用しています。

⑩の写真
底板の周りはトリマーで丸く加工しました。
シンプルなものにしたかったので、8mmの半径のラウンドビット(と言うそうです)で加工しました。

⑪の写真
天版です。
天版の周りも、底板と同じラウンドビットの8mmです。

⑫の写真
後ろ側です。
背板も5mm厚のシナベニヤを使いました。
トリマーで溝を加工して、滑り込ませています。

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